名古屋大学大学院博士課程修了、文学博士。高校教諭、大学講師などを経たのち、創作を始める。『平家蟹異聞』(『源平六花撰』所収)で第87回オール讀物新人賞を受賞。『びいどろの火』で第15回松本清張賞候補、『たらふくつるてん』で第22回中山義秀文学賞候補となる。
幕末の尾張藩主徳川慶勝の苦悩を描いた『葵の残葉』で第37回新田次郎文学賞、第8回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。平成29年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞。古典文学研究者としての経験を生かした精緻な歴史小説の構築を目指す一方、NHKカルチャー名古屋教室では平成29年度より、「源氏物語」などの平安文学を読む教室の講師を担当している。
最新刊は与謝野鉄幹・晶子、山川登美子らの恋と青春を描いた『やわ肌くらべ』。
1982年、愛知県生まれ。義務教育期間の小〜中学校の9年間を不登校をして過ごす。
13歳の時に漫画家、鳥山明氏と出会い漫画家を目指す。
大学入学資格(現 高卒認定)を取得し、名古屋芸術大学に進学。
著書に、不登校だった自身の経験を描いた『学校へ行けない僕と9人の先生』『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』などがある。
河合塾美術研究所こども教室講師。
NHK『ウワサの保護者会』をはじめメディア出演も多数。不登校をテーマとした講演も各地で行っている。